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  1. 若手が辞めずに育つ人材育成

若手が辞めずに育つ人材育成

若手が辞めずに育つ人材育成

曽我部税理士事務所・メンター経営アカデミーでは、毎月企業の経営者の方とお会いして様々な内容のご相談をお受けしてます。

その中でも多くお受けしているご相談が2種類あります。


1つ目は、お金に関するご相談です。

資金繰り、売上、設備投資、人件費、節税など、企業経営にはお金に関する悩みごとは日常的に生じます。税理士業務では、お金の問題やそれに関連する法律のご相談にお答えしています。


2つ目は、人に関するご相談です。

若手社員が定着せず退職してしまうことへの対応、言われたことしかできない社員への対応や、採用募集の応募が来ないことへの対応など、人に関する問題も多くの企業で起きる問題です。安定した企業経営には人材の育成が不可欠です。


これら2つの問題を解消することで企業経営はより安定したものになりますが、これら2つの問題は密接に関係しています。

 

経営がうまくいっている会社では、人材育成もうまくいっていることが多くあります。
自分で考え行動する社員が多いと事業活動で起きる様々な問題が現場で上手に解決され、それにより顧客にも評価され業績も良くなるため、給与や福利厚生も向上し、さらに良い人材が集まりやすくなるという好循環が生まれます。
つまり、人に関する問題を解決することで、お金の問題も解決し、好循環が生まれやすくなります。

人に関するご相談で近年多いのが若手社員の退職や人材不足の問題です。


現在多くの企業で若手社員の退職や人材不足が生じており、厚生労働省によると従業員30人未満の中小企業での2020年3月新規学卒就職者の3年以内離職率は約5割(1,000人以上の企業では約26%)で、小規模な中小企業ほど若手社員の退職や人材不足に悩まされています。


中小企業は大企業に比べて給与や福利厚生の水準が低くならざるを得ない場合が多いことも離職率に影響していますが、話し方を変えるだけでもで若手社員の離職率は下げることができます。


例えば、営業職の社員が受注に失敗した際に、上司から険しい表情で「何をやっているんだ!仕事は結果がすべてだからしっかりしてくれよ!」と言われるのと、優しい表情で「君がよくがんばっていることは知っているよ。今回は残念な結果だったけど、君なら今回のことから多くを学び、次こそはきっとうまくいくと期待しているよ。」と言われるのとでは、後者の方が部下のやる気が高まることは明らかですが、多くの中小企業では前者が使われています。


部下とのコミュニケーションには3つのステップが肝要です。

まず人は信頼する人の話にしか耳を傾けないものであり、1つ目のステップとして部下からの信頼を得る話し方を行うことで、部下は上司の話に耳を傾けるようになります。

次に人が変化しようと決断するにはパワーが必要であり、2つ目のステップとして部下をパワーアップさせる話し方を行うことで、部下に変化の土台が生まれます。

さらに人の変化には気づきが必要であり、3つ目のステップとして部下を責めることなく気づきを促す話し方を行うことで、部下に変化が始まり一人前に成長していきます。


これらの話し方をトップが身につけた上で幹部を育て、同様に幹部が社員を育てる人材育成のピラミッドを作ることで、社内の人間関係は良くなり、活気が生まれ、積極的に仕事に取り組むようになり、さらに人を育てて大切にする社風が生まれ、若手社員のやる気も上がり、離職率が下がるだけでなく、退職者が戻ってきたり、社員が友人や知人を会社に紹介してくれるようになったり、さらにそれらを社外にアピールすることで他県からも応募が来たりするようになり、人材不足の問題は大幅に解消します。


忙しい社長こそ、人材育成に取り組む価値が十分にあります。仕事を任せられる人が育てば当然会社は発展していき、さらに良い人材を集めることができるようになり、同時に社長は忙しさからも解放されていきます。

人材育成コンサルティングでは、若手社員が辞めずに育つ話し方のトレーニングだけでなく、人材育成に関する様々な問題を乗り越えるお手伝いをしています。

自分で考え行動する社員を育てて会社を成長させていく取り組みをしてみませんか?


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